今回は、『GREAT LIFE 一度しかない人生を最高の人生にする方法(スコット・アラン著)』。
昨日の『3週間続ければ一生が変わる(ロビン・シャーマ著)』と重なる点も多かったこの本。
より良く生きるためには、何か特別な方法があるわけではなくて、基本をしっかり理解し忠実に実行することが大事なのだなと改めて感じました。
この『GREAT LIFE 一度しかない人生を最高の人生にする方法(スコット・アラン著)』では、素晴らしい人生を送るために役立つ100の行動案が具体的な実践法と共に10のカテゴリに分けて紹介されています。
今回は、全編を通して共通している大まかなステップを自分なりにまとめてみました。
自分の願望を明確にし、成功をイメージする

向かうべきところがわかっている状態とそうでない状態では、やるべきことの具体性もまったく違ってきますよね。
「なんとなく今より良くなりたい」という気持ちだけでは、地図を持たずに目的地を探そうとしているようなもの。
「自分が何を手に入れたいか」目標を決めない限り、結果を出すことはできないとこの本にも書かれています。
人生を逆算し、どんな最後を迎えたいのか?今それに向かってするべきことはなんなのか?を考えてみる。
いつかくる最後の日まで、豊かな経験を重ねながら充実感を味わい日々を送ることが大切。
小さなことから“今すぐ”始める

物事を始める1番最適なタイミングは“昨日”だったそうです。2番めは“今日”。つまり、今以上に良いタイミングはないということ。
完璧なタイミングを待ってついつい先延ばしにしがちですが、“完璧”はいつまで待っても来ない。だから今すぐ始めるということが何より大事。
そして始めるときはいきなり大きな目標を掲げず、目標を細分化して小さく始めることが肝心。
大きなことを成し遂げようとして途中で挫折するよりも、小さなことからひとつずつ着実にこなしていく方が結果的にはより大きく成長できる。
対策を講じ、失敗することを恐れない

人生で失敗を避けようとするのは、海に飛び込んで濡れないようにするのと似ている。
何かに挑戦する上で失敗は避けられないということがよくわかる喩えですね。
失敗を避けるということはチャンスを避けていることと同じ。
失敗を怖がり避けようとするよりも、失敗して当たり前という気持ちでそれに備えておくことが大切。
人は失敗することで学び、改善できる。失敗を成功への一歩と捉え、失敗を味方につける。
あきらめず挑戦し続ける

試練は乗り越えられない人に襲いかかりはしない
Janne Da Arc『WILD FANG』より
わたしの思春期に多大なる影響を与えたジャンヌの曲にこんな歌詞があります。
“思春期”といってもこの曲自体はわたしが二十歳近くなってから発表されたものなのですが、人生の節々で思い出しては励まされています。
努力した先で得られたものだからこそ、ありがたみが増すんですよね。
またそうやって自分の力で得たものや経験が積み重なることで新たな自信にもつながっていく。
挑戦し続けることで、より多くの教訓を学ぶことができ、自分の目標へと着実に近づいていける。
書籍情報
書籍タイトル :GREAT LIFE 一度しかない人生を最高の人生にする方法
著者 :スコット・アラン 弓場 隆訳
出版社 :ディスカヴァー・トゥエンティワン
発売日 :2023年4月21日
ページ数 :238ページ

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